2010年1月20日水曜日

進路相談

今日は、「木曜日かと思ったらまだ水曜日かよ!」ということで、気分転換に(?)進路相談に行ってきました。当初は行く気はさらさらなかったんですが、「国際協力の分野でキャリアを積みたい人に厳しいアドバイスを差し上げます」という言葉に、M心をくすぐられ(笑)、話をしに行ってきました。

結論から言うと行ってよかったと思います。自分は、インドから帰国以来、一般企業で働いていました。周りも一般企業で働いている友人・知人がほとんどで、20代後半にもなると、家庭を持つ人間が出てきたり、そうでなくても、会社で徐々に責任のあるポジションを任されるようになってくるので、転職する人間も減ってきます。元々日本の雇用市場の流動性は低いわけですが、専門性を持つということがそれだけ非専門分野には転職しずらいということであるわけですし、個々の組織特有の知識、スキルを育んできた結果、それらに汎用性がない場合が多いからでしょう。

パラグアイから帰国後の進路も現段階でそれなりに念頭にあるとはいえ、ある意味、2年間の空白は、浦島太郎が竜宮城から帰ってきた状態になる可能性があるので、相談しておきたいな、というのはありました。加えて、国際協力/途上国開発の分野での自分のキャリアに対する考えが甘くないかを確認しておきたかった、というのもあります。

カウンセラーは、数年前まで、帰国後の人の進路相談をやっていたようですが、かなりの数の人が帰国後、進路を決定するのに苦労するようです。99%(甘く見ても90%)の一般企業は、この活動経験そのものを評価することはしない、と言っていました。自分も前職でしょっちゅう面接官をしていたので、日本の一般企業の視点から考えれば、そんなに驚くべきことじゃないなあと思います。実際、事業自体を知らない人もいるし、更に、2年間を適当に過ごそうと思えば、過ごせるからです。手を抜いて会社で働いている人も多いので、その点は一般社会と変わらないのかもしれませんが、普通そういう人は、転職しません。というかできません。年齢的にも派遣時の平均年齢が26~28歳であることを考えれば、帰国時は28~30歳です。一般的に言って、この年齢は、社会人5年目以上であって、当然、専門性及び、マネジメント力が問われ、新卒のようにソフトスキルだけで評価されるには、相当突出したものがないとまともに相手にしてくれないんじゃないか、という具合です。経営する側から見れば、日本人の高い人件費を払って、他の組織色に染まって、役に立たないリスクのある人間を採るわけにいかないでしょう。しかも、日本の法律は、被雇用者を守るようにできているので、一旦雇ってしまったら、そう簡単に従業員をクビにはできんし。

調査、問題発見、企画、提案、実行、検証、・・・を論理的に行う力を養うために、当局に求められているレベルのものよりも、かなり具体的なレポートを定期的に書き、何度も自身で再検討してみることを勧められました。日本人は、欧米の人間と比べると、大学でのレポートもコピペの連続の人が多く、書面に考えを落とし込み、プレゼンする能力が低いらしいです。更に、任国に行っている間も、活動をしながら、同時並行で帰国後の進路調査をすることを勧められました。本来の活動だけでも、2年間はきわめて短いのに、その上、進路調査もやっていたんじゃあ、ますます時間が限られてきます。そうなってくると、時には、近隣で活動している方々のお誘いも断らざるを得ないようです。現地で同じような環境におかれている人との余暇の時間は貴重なだけあって、それが誘惑にもなるようです。

その他、大学院への進学や国際機関への就職などに関しても、話を聞きました。というかこっちがメインでした、実は。そんなに自分の認識がずれているようには感じなかったですが、改めて考える機会を持ててよかったです。いきなり「お前、そんなんじゃ全然ダメ」とかいう展開もちょっと期待してたんですが、そういう感じにはなりませんでした(笑)


やっぱ、パラグアイと言ったら、イグアスの滝でしょ!

2 件のコメント:

  1. なるほどなるほど、と読み進めているうちに
    あたかも自分が進路相談に行った気分になってたよw
    2年後の世界経済の状況なんて誰にもわからないから、
    とりあえず現地を精一杯!と思ってたけど、
    しっかりと帰国後のことも考えておくべきなんだね、、
    参考になりました♪
    またお邪魔します('◇')ゞ  あらーきー

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  2. 確かに最初はどっぷりつかりたいよね。てか、言葉もままならないし、日常生活すら大変なはず。

    またお邪魔して下さ~い

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