2010年11月4日木曜日

村人の夢

夕方に家に帰ると近所のおっさんが遊びに来ていたので、お茶をしながら、政治の話などをしました。市長選挙が近いので、今の話題は大方選挙です。代々赤党が市長を選出してきたわけですが、大きなお金が動く一方で多少なりともポケットにお金を入れていて、だから予算が足りないんだ、と嘆いていました。話題は、近所の住民組織に移り、政府の支援を受けるのはいつもその組織である一方で、目先の事ばかりで長期的な視点で計画を立て、実行していくことがない、とのこと。その住民組織は村で一番古い組織で、さまざまな問題を抱えつつもやってきていて、周りの人間から見れば、僻みもありつつ、外から見ている分問題がクリアに見えてくるのかもしれません。そのおっさんもその住民組織に所属していたが、発展していく望みがないので辞めたとのこと。

住民組織に関わらず、パラグアイの組織は、とにかく組織力、運営力に欠けるということで、J○CAも、支援内容の三本柱にその改善を掲げるほど。結局、いい意味では強欲ではなく、悪い意味では成長意欲に欠けるお国柄のせいか、組織として大きな目標を達成するために、意見を一致させて前に進むということができない。

そのおっさん、最後に、「この村には農協が必要だ」と熱く語って帰っていきました。日本で農協と言うと、あるのが当たり前のような存在ですが、パラグアイでは農協がかなりの力を持っていて、その横のつながりを利用するためには農協を設立しなければならない。一方で、政府に認定された農協を設立するためにはさまざまなハードルがあるようだ。

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