2011年10月31日月曜日

パソコンの話

先週末、パソコンがフリーズしそうになり、自動的にシャットダウンするということが繰り返されたので、購入後初めて初期化をしようとしました。以前使ってたPCではけっこう何回も初期化してたので、時間が若干かかるくらいで、慣れたものでした。のはずでした。

自分の買ったPCは、海外のPCメーカーによくある、必要最低限のものしか付いてないし、入ってない格安のPCだったので、初期化用のDVDは自分で焼きました。外付けHDDにデータを全部移して、そのDVDを使ってBootして、初期化が始まりました。が、何度やっても50%のところで止まります。そして、初期化を始めてしまったので、Windowsの画面まで行かなくなり、PCのリカバリープログラムにも行き着きません。最初からPCに入っているリカバリープログラムを使えばよかったんですが、今となっては後の祭りです。

しかし、どうしてもPCが必要なタイミングだったので、安いネットブックを入手しました。日本に帰れば、スマホが当たり前で、立ち上がりに時間がかかり、使い勝手の悪いネットブックをどこまで使うかはわかりませんが、今すぐPCが必要なので仕方がない。ずっと2台目PCを持とうかな、と思ってたので、いいきっかけになったといえば、なったんですが。

今はネットブックを使いながら、なんとか使えなくなったPCの蘇生を試みています。といってもPCはそんなに詳しくないので、ネット掲示板に書き込んだり、PCに詳しい友達とスカイプしたり。そこで言われたのが、

PCに物理的な衝撃を与えたわけではないので、物理的に故障したとは考えずらい。初期化プロセスが止まっても、最低3,4時間は待つべき。

それでもだめな場合は、PCが論理的に壊れている可能性があるので、内臓HDDを取り出して、外付けHDDを分解して、その内臓HDDを他のPCにつなげて、物理フォーマットをしてみる。昔、PC内部のファンの掃除とかはよくしてたけど、内臓HDDをはずしたことはないので、ネットでよく調べよう。ネットで見てみると、自分の持っているコンパクト外付けHDDは特別なタイプで、SATAというインターフェイスを使わず、USBコネクターを使っているらしい。よくわからないけど、内臓HDDは通常SATAというインターフェイスを使っているので、これが外付けHDDにない場合は、外付けHDDケースとケーブルを買わないといけないらしい。うーむ。

それでもだめな場合は、外付けHDDにWindowsのイメージファイルを入れて、USBからBootしてみる。

なかなか大変そうだ。でも、まだ1年半くらいしか使ってなかったので、なんとか再生させたい。

2011年10月29日土曜日

時間銀行

素敵な記事だったので、マイミクのみねさんが友達から抜粋したのをさらに抜粋します。


【時間銀行】 

次のような銀行があると、考えてみましょう。 
その銀行は、 毎朝あなたの口座へ86,400ドルを振り込んでくれます。 
同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。 
つまり、86,400ドルの中で,あなたがその日に使い切らなかった金額はすべて消されてしまいます。 
あなただったらどうしますか。 
もちろん、毎日86400ドル全額を引き出しますよね。 

僕たちは一人一人が同じような銀行を持っています。 

それは時間です。 

毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。 
毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。 
それは、翌日に繰り越されません。 
それは貸し越しできません。 
毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。 
そして、毎晩、その日の残りは消されてしまいます。 
もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、あなたはそれを失ったことになります。 

過去にさかのぼることはできません。 
あなたは今日与えられた預金のなかから今を生きないといけません。 
だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。 
そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。 
時計の針は走り続けてます。今日という日に最大限の物を作り出しましょう。 

1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。 

1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしう。 

1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。 

1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。 

1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。 

1 秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。 

10分の1秒の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。 

だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。 

そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだから、十分に大切にしましょう。 

その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。 
そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。 

明日は、まだわからないのです。 
今日は与えられるものです。 

だから、英語では今をプレゼント(=present)と言います。 

2011年10月21日金曜日

3匹の子豚

童謡に3匹の子豚という話があります。3兄弟の子豚がそれぞれワラの家、木の家、レンガの家を作り、狼が襲いに来て、レンガの家に逃げ込んだ3兄弟は助かって、めでたし、めでたし、という話。

この話からすると、まず、木の家よりレンガの家の方がいいということになります。なんで、小さい頃この童話を読んだ僕は、パラグアイの村に来た時も、レンガの家に住んでいる人の方が経済的に余裕があるから、よりいい家に住んでいるんだと思っていました。こちらでは、家も自分達で建てるので、だいたい出稼ぎから帰ってくると家を建てます。別に男の夢でもなく、30年ローンを組まなくても全然家建ちます。そして、新しい家はたいていレンガ造り。「あー、この家も経済的な余裕が出てきたんだな」と勝手に思ってました。

しかしながら、現実として、木の家の方がいいんです。まず、夏は通気性があり涼しい。一年の4分3くらいが暑いこの国では、冬の保温性よりも、夏の通気性の方が大事。加えて、木の家の方が長くもつ。ちゃんとした木を使っていれば40年前に建てた家が平気で原型をとどめて建っています。一方で、レンガの家は、地震がないといえども、大型トラックが通れば微細な振動が起こり、徐々にヒビが入ったりしてそんなにもたない。夏も暑い。じゃあ、なんでみんなレンガで家を建てるのかと言えば、国の環境規制のために、木を一本切るのにも役所の許可が必要なんです。そして、川沿いの50メートルの区間は完全伐採禁止。加えて、家具や家の柱に使われる丈夫な木は育つのが遅い。よって、木材の方が高いんです。だから、レンガを使わざるを得ない。

さらに3匹の子豚に関して、もの申すなら、子豚はうまい!大人の豚と比べてもジューシーで味もしまってる。パラグアイの人はお祝いの時なんかに食べます。単価も普通の豚より高い。だから、結論から言えば、狼がレンガの家に追い込んだ時点で、閉じ込めて、3匹ともおいしくいただきたい。まず、喉を掻っ切る。この時かなりエグイ鳴き方をするので、このときにかなり生について考える。そして、死んだら、木につるして、熱湯をかけて、ナイフで体毛をそぐ。細かい処理は、男には欠かせないGilletteを使います。別に4枚刃じゃなくていいけどね。その後、部位ごとに切って、最後は豪快に焼く。ちょっと時間かかるけど、マジうまい。というわけで、3匹の子豚さんご馳走様でした。

2011年10月8日土曜日

ハニー
















今日は雨。明日も雨。来週も中ごろまで雨らしい。雨が降ると村ではみんな引きこもる。学校も休み。雨降って休校とは何事だ、と最初は思っていたけど、この辺りの土、雨降るとつるつるすべり、けっこう危ない。大人でも気をつけて歩かないと転ぶ。場所によってはまるでスケートリンクなみに滑る。身近に一人はいる誰かさんのギャグみたいに滑る。

さて、それはいいとして、あいかわらず養蜂委員会の月例会議をしているわけですが、最近よくでる話題が二つ。まず、収穫所の建設費の支援を受ける事。去年使用した収穫所は、空き家を使って仮に準備したもの。そして、その空き家もずっと空き家というわけではないので、収穫所を建てないといけない。土地は確保できる見通しが立ち、あとは収穫所の設置。金かかります。たぶん、日本円で5~10万円くらい。これを最低半分くらいは市役所かどこかから引っ張ってこようという話。確かに自分達で100%負担するのはコミットメントとしては厳しい。そして、自分が金を引っ張ってこれないこともないけど、資金援助を中心になってやるのは自分の今の活動ポリシーに反するので、とりあえず様子見。今のところ市役所と県庁への組織登録認証は完了しました。あとは選挙のタイミング待ちか。こういうときに市長とお友達の人がいると心強いのだが。

そして、二つ目は、近郊都市(東市)の農協から融資を受けて、自分らの委員会を媒体にして集合的に販売を行うこと。分かりやすくいうと、養蜂委員会に資金をプールし、そのお金を使って、委員会が各生産者から収穫した蜂蜜を購入。その購入した蜂蜜を委員会として販売先へ卸すということ。さらに融資する農協がスーパーを持っていて、そこで農協の組合員は生産物を販売できる。東市はパラグアイ第二の都市なのでマーケットとしては申し分ない。自分は行きませんが。自分は行けませんが。そして、うちの委員会の会員の一人がその農協で書記をしているので、話が通りやすい。小口融資から初めて、徐々に融資枠を拡大していく、ということになるらしい。

と、ここまでの構想はエキサイティングなものだけど、それもこれも今年の収穫次第。生産量さえ確保できれば、蜂蜜は需要が堅調だし、保存が効くので、1トンくらいは販売に困る事はない。今年の収穫がうまくいけば、自分がいなくなった後も組織展開はスムーズにいくと踏む。

2011年10月5日水曜日

パラグアイの農地事情


















先月末に自分のいるイグアス日系移住地にて、土地無し農民による、日系大農家の畑の不法侵入及び座り込みがありました。ちょうど小麦や菜種の収穫が終わり、植え付けの真っ最中を狙った出来事でした。

パラグアイのニュースでも取り上げられたわけですが、このような事件はイグアス移住地では時々起こります。そもそも日系移住地というのは、第二次世界大戦後に日本政府が移住事業として、パラグアイ政府との合意の下、政府として土地を購入し、区画整理をしたのが始まりです。そこに日本で募った移住者や、元々ブラジルやパラグアイ国内の他の移住地にいた方々がやってきて、日本政府より土地を提供され、原始林の状態から徐々に開墾し、今に至るというわけです。入植当初は、すさまじい住環境だったと聞きますが、今年で移住地設立50周年を迎え、今では、パラグアイを世界で指折りの大豆輸出国にしたのは日系農家だ、と言われています。

一方で、周辺にはパラグアイ人の農家もいます。イグアス市の人口が約2万人弱らしく、そのうちいわゆる日系人というのは1000人いません。当然パラグアイ人が大部分を占めるわけですが、中には農村地区に住む農家で、土地を持たない人々もいます。元々は土地の所有者が明確でない時代に国道から奥地に入り、住居を構え、住むようになったとも言われています。土地がない農家は、周辺の土地を持つ農家に雇われて働いたり、都市部や外国へ出稼ぎに行くわけですが、中には、今回のような事件に関わる人々がいるわけです。

農業をやるには土地がなければどうしようもないわけですが、農地の問題というのは、パラグアイに限らず、どの国にも存在します。隣りのブラジルも同じような騒動がありますし、インドでも農地改革は繰り返し行われてきました。そして、日本も、第二次世界大戦後、農地改革により、寄生地主(土地を所有し、小作人に農業をさせる地主)から小作人へ土地の分配をしました。誰にとっても不平等にならないように土地を割り当てるのはほぼ不可能ですし、元々土地を持っていた人にしてみれば政府が買い上げるとは言え、納得がいかないし、そもそも農地を細分化すればする程、基本的には効率が下がり、全体としての生産量は下がる。外貨を稼ぐ以上に、食料自給率は国家の安全保障に関わるので、複雑な問題です。

パラグアイ国内で、このような農地の問題が深刻な社会問題となり、テロ活動が時々見られます。パラグアイ人民解放軍(EPP)といって、現政権の少数独裁政治と農地改革に対する不満を基に、マルクス・レーニン主義(簡単に言えば社会主義・一党独裁)を掲げ、現政権の打倒を狙って、パラグアイ北部で殺人を繰り返しています。パラグアイ国家警察によると、コロンビアのコロンビア革命軍というテロ組織とのつながりがあるそうです。といっても規模は小さくパラグアイメディアによるとメンバーは15人とのこと。

つい最近もそのEPPにより北部で警察官が殺害されました。そして、今週に入って北部コンセプシオン市の市長に脅迫状が届いています。EPPの活動が活発な北部の県では、アメリカ、韓国といった外国政府の援助活動はほとんど停止しています。

南米の中でも比較的犯罪が少なく、ラテンのノリというよりも穏やかな人が多い国ですが、農業が主産業であるパラグアイの複雑な社会問題です。