2012年1月9日月曜日

カネの感覚



正月明け、久々に家に帰ってくると、分蜂した蜂の群れが家の軒下に保管してある巣枠にぶら下がっているじゃないですか。けっこう大きい群れで、推定2,000匹くらいいるんじゃないかと思われます。どこから入ったのか、自分の部屋の中にも、蜂が十数匹死んでいました。そのままだとトイレにも行けないので、空いてる蜂箱に巣枠ごと入れて、おとなしくなった夜に森に持って行きました。

さて、自分は国の事業の中でパラグアイに来ているわけですが、公共の事業なので、当然国民の税金で来させてもらっているわけです。そんなに卑屈になる必要は無いと思いますが、それでも一般企業の感覚からはかなり違います。企業で働いていれば、当然毎年度予算を立てるわけですが、その予算は、使うための予算というよりも、むしろ稼ぐための予算。要は、これだけ稼ぐ予定なので、それを踏まえて、設備投資なり、採用活動をしよう、という指針みたいなもの。一方で、公共機関であれば、これだけの事業をするので、そのためにこのお金が必要です、というのが予算になる。

もちろん、違う世界なので比較して、どちらがいい悪いと言うつもりはないが、一般企業で、しかも営業や販売などのフロント業務に未経験で関わっていると、どれだけ稼いでくることが大変なのかがよく分かる。飛び込み営業して門前払いをくらうことなんて当たり前だし、売掛金の回収やら、契約後のトラブルなど、最終的に利益として確定させるまで予断を許さない。ベンチャー企業なんかだと、さらにシビアで、なりふり構わず、という言葉がよく当てはまる。管理業務であっても、コスト削減のシビアさが分かると思う。

そういうことを考慮すると、公共事業に関わる人間として、国民の血税でメシを食っている、という意識をある程度持つことも必要だろう。最初の頃は、稼いでいればある程度自由の利く営利組織での体質が抜けきらず、窮屈に感じたけど、このごろは納得です。

まじめな話になったので、最後にうちの子猫がカブトムシをいじくる様子と、うちの犬が庭に紛れ込んできた豚を威嚇するも威嚇され返す様子をご覧あれ。まじピースな週末だな。


 




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