2012年3月16日金曜日

進路


来週、一緒にパラグアイに来た協力隊員が2年の任期を終えて、日本に帰ります。自分は現在進行中の活動の区切りなどの関係で、3ヶ月延長するので、もうちょっとパラグアイに滞在します。といっても3ヶ月なので、あっという間に日本です。

当然ながら、遅かれ早かれ帰国後の事を考えます。ですが、結構前(協力隊を受ける前)から帰国後のことを考えていました。2年と期間が決まっているので、それが終われば、自動的に次のステップに進まなければならない。本来であれば、すべてが決まってから、口外した方がいいんでしょうが、どうやら、最終的な判断を下すのが、直前になりそう。

であれば、もっとオープンにして、自分から情報を発信しながら、周りからの情報を集めた方がいいんじゃないか、と思います。大部分の人が匿名で使っているMixiならまだしも、Facebookのような大部分のユーザーが実名で利用するソーシャルメディアが普及している以上、知らない人が自分のプロファイルにアクセスしてくる場合が多い。このブログもアクセスを限定していないので、アクセスデータを見ると、誰だか想像もつかない国からもアクセスされているようです。そうであれば、セキュリティ設定をガチガチに固めて、内輪でしか話せないようなことをネットで書き込むよりは、むしろネット上でオープンにする情報とクローズにする情報をはっきりと線引きをして、自分から必要とする情報をひきつけるような使い方ができればいいのかな、と思います。もちろん、不特定多数からアクセスされることによるリスクの管理はしっかりとしないといけませんが。



と、前置きが長くなりましたが、日本帰国後は、9割ぐらいの確立でイギリスの大学院で社会政策と開発の勉強をする予定です。現在は協力隊というプログラムを通して、途上国開発の世界でも、地方経済開発分野の、草の根技術協力事業における、所得向上支援に関わっています。そして、この協力隊事業は、開発分野の人材を派遣するというよりは、広く一般的に国際交流を促進しよう、という意図もあって、治安の不安定なところや、最貧困地区(世界の経済的なボトム10億人が住むと言われる地域)には送られません。そういった中で約二年間活動をしてきました。ローカルな知識・ネットワーク・金がなく、経験も少ない外国の若造に何ができるのか、という(冷めた?)考えを持っていた派遣前の想定に比べると、周囲の協力のおかげもあって、それなりの活動ができたし、結果もまあまあ残せたと思います(2年間だけの収支で言うとそうでもないですが、ランニングコストが低く、生産が安定することが分かったので、今年か3年目に初期投資コスト回収後、黒字化)。しかも、収入向上のプロジェクトであれば、技術を導入し、それを使ってお金を生み出すところまで持っていく必要があるので、規模は違えど、前職でやっていた商業につながることも多く、なかなかおもしろい。やりようによっては、個人で独立してソーシャルビジネスにつなげるチャンスも多い分野だな、と感じています。リスクや不確定要素が多い一方で、市場がより未成熟な途上国のほうが全体的にチャンスは多いとつくづく感じます。

しかし、一方で、より大きな枠組み(政策)の部分に関わりたいと思うようになりました。それは、パラグアイに来て、ゼロをプラスにするよりも、マイナスをゼロ、もしくは、プラスへ引き上げることのほうがやりがいを感じると思ったからです。そして、それ以上に、2005年から06年に関わったインドでの仕事の中で、HIV・AIDSと共に生きる人々の支援を行っていた経験から、社会的に脆弱性をもった人々を守るだけでなく、むしろ、保障するコスト以上に、彼らの存在が国家の経済にプラスの影響を与えられるくらいの環境を整備できないか、という疑問が浮かんだから。

そして、一外国人として、部外者が外国の国家や地方の状況に関わるために、国際機関などの国際社会がどのようなプロセスを経て、より効果的な施策に関わっていくのか、また、国際社会の中で様々な関係者のインタラクションを経て、どのようにして国際的な枠組みができるのか、ということを学びたいと思います。かなり抽象的な話なので、絞っていかないといけませんが。

現状進学先の有力候補は、
- MSc Social Policy and Development @LSE (The London School of Economics and Political Science)
- MSc Social Development Practice @UCL (University College London)

です。ちなみに両方とも合格通知は来ています。あとは資金面のやりくり次第で、最終判断をする予定です。そう、奨学金。と言っても日本人が応募できて、しかも、1年の修士課程のための奨学金は限られています。自分は、今年の9・10月に入学予定で、2011年の8月ごろから、具体的な調査を始めましたが、入学前年の春締め切りの奨学金も複数ありました。ということで、可能性のあるものを応募して、後は結果を待つのみ。遅いものは、通知が7月に来るので、それまでは自分の進路がはっきりとしません。と言っても、それぞれが極端に違うわけでもないし、どちらも一年のプログラムなので、その機会を最大限に活かしつつも、その後の事を含めて、今からいろいろと動かなければなりません。

でも、UCLのSocial Development Practiceの方の情報が極端に不足しているので、もっといろいろな手段を使って情報収集をしなきゃいけないな、と思っています。何か有益な情報があったら教えてもらえるとありがたいです。

2 件のコメント:

  1. 次の進路きまってよかったな~

    頑張ってね。また日本で!

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    1. まだ結論は出てないけどね。1年なりふり構わず頑張ります。

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