2012年8月24日金曜日

プレゼン力


写真は、2年以上日本を離れていたので、今までは歩道であったところが、歩行者道と自転車道に別れている(のか?)のにちょっと驚きました、という情景。

昨日、プレゼンを改善させるワークショップに参加してきました。

最近は20代前半の頃に比べるとめっきり表面的なスキルへの興味が減ってきましたが、大学時代からコミュニケーションや伝える力の重要性に興味があり、本を読んだりしていました。アメリカでは、早くからコミュニケーションやプレゼンのコーチングが体系的に研究され、そのトレーニングがビジネスとして確立されています。大統領や経営コンサルタントなど、多くのビジネスマンや政治家が活用しています。そう、オバマ大統領の力強くメッセージ性の高いスピーチも、内容はさることながら、伝えることに焦点を絞った練習のおかげでもあるのです。

プレゼンをはじめとするコミュニケーションの役割とは、伝達する内容にマイナスの影響を与えず、プラスの要素にする、ということであると思います。まず、マイナスにしないという側面では、伝える、ということは工場の生産ラインと同じです。どんなに優れた生産ラインであっても、その生産効率というのは、最も非効率な箇所に制約されてしまいます。例えば、自動車の生産ラインの各プロセスで一週間100台の車を生産できる能力があっても、10台しか処理できない箇所が一つでもあれば、結局その生産ラインの全体のキャパは10台/週となるということ。それと同じで、100伝える内容があっても、10しか伝える能力しかなければ、結局聞き手には10の内容しか伝わらない、ということ。(もちろん100伝える能力があっても、10しか内容がなければ同じことです。)

一方で、プラスにするという意味では、内容に加えて、魅力・情熱を伝えられるということ。

前置きが長くなりましたが、参加の目的は、効果的で説得力のあるプレゼンを習得する、ということです。

ワークショップでは、知っている方も多いと思いますが、
伝える内容とメッセージが不一致の場合の、相手に与えるインパクトは、
視覚:55%、聴覚:38%、内容:7
をそれぞれ占めるということを取り上げ、通常、事前にプレゼン作ったり、時間計ったりと、内容に関しては準備するが、視覚と聴覚に注意を払っていますか、という投げかけがありました。

そして、模擬プレゼンを行ったわけですが、これがとてもためになった。練習で理想の10倍を行うことによって、実際に活用する、ということでした。たとえば、自分の人生で最もワクワクすることを、そのシーンの直後に伝えているかのごとく、全身で伝えてみる、とか。はたから見ると、ドン引きしてしまうくらいのオーバーアクションから、かなりの手がかりをつかめました。

プレゼンをするのに、よく緊張すると思いますが、それは評価される不安・自意識のバリアを張っているからであり、緊張したときは「今、自分は誰のことを考えているのか?自分をよく見せたいと思っているのか?相手にわかってもらいたいと思っているのか?」ということを自問してみる。

また、情熱をもって話をするためには、聞き手がどうしても自分の話を聞きたくて、わざわざ遠くから来ている、と考える。

最後に、人に伝えるということにおいて大事なことは、人間性>パッション>論理

ということでした。もちろんここにある内容を噛み砕いて、インタラクティブでためになるセッションでした。トライアルバージョンだったのですが、いずれは本編も受講してみたいと思います。

ちなみに、自分がプレゼンをしたときに、インドの話をしたのですが、そのときに、「インドの話をし始めてから、インド人にしか見えませんでした」というフィードバックをいただきました(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿