2012年9月13日木曜日

読書法



今日の朝日新聞に本を読まない人間は猿だ、という出版社の広告がありました。

猿だかどうだかは知りませんが、本から得られることが多いのは確かです。自分も小学校の頃は外で友達と遊ぶほうが好きでしたが、それでも読書カードといって、単純に読んだ本を書いていく紙をどんどん埋めていった記憶があります。大学時代、大学卒業後も政治、経済、文化、心理、自己啓発など、いろいろな本を読んでいます。

そして、今後はもっと多くの、しかも洋書を読むことになるでしょう。そこで、ここ数年読み方を変えるようにしています。それまでは、いわゆるベタ読みで、最初から最後まで1回読む、という方法でした。和書はそれでもけっこうな数の本を読め、頭の中にも記憶として残りますが、大学時代の怒涛のリーディングを経て、(特にアカデミックな)洋書は時速20ページのペースからなかなかスピードアップできませんでした。それ以上アップさせると内容が頭に入ってきません。おかげで、本を読むのにどのくらいの時間がかかるか計算しやすかったんですが(笑)、このペースで読んでも試験の時には結構内容を忘れていることがありました。

では速度を上げ、内容を定着させるにはどうするか。速度と定着率の問題です。結論から言うと、フォトリーディングやスピードリーディングなのでそちらをグーグルしてもらったほうが早いのですが、とにかく、慣れてくるとベタ読みするのが非効率でバカバカしく感じるので、一部試してみては?

まずは、速度と定着両方に言えることですが、目的意識を持つということ。目的意識を持つということは、文字通り、なぜ今読もうとしている本を読むのか、ということを明確化にする。そのために、目次を見たり、本をパラパラめくってみて、本の内容を想像する。また、索引からキーワードを見つける。これで、場合によっては全然自分の目的に合致しないので読む必要のない本かもしれないし、読む必要がある箇所は1、2章かもしれない。そして、イントロ(の特に最初と最後の段落)と最後の結論を流し読みする。

そして、その目的意識をより具体化させるために、筆者への質問を作ります。

とりあえず読むと決まったら、読む速度を上げるために、一字一句丁寧に読まない。段落の最初の一文だけ読む(スキタリング)。これは英語の文章に特に言えることだが、英語の文章を書くにあたって、必ず従わなければいけないのが、「結論→論拠→締め」のパターン。文章全体はほぼ必ずそのような構成になっているし、厳密ではないが各段落も同じ構成になっている場合がかなり多い。なので、それぞれの段落の最初の一文だけ読むと、その段落に書かれている内容が7、8割がた分かる。これは、司法試験の受験生が六法全書を読むときによく使うらしいです。

または、1ページ3~5秒くらいのペースで、ランダムに文章に目を通す(ディッピング)。読むというよりは、軽く触る程度。日本の研究によると、人間が一度に知覚できる文字数は9~13字らしいが、(個々人の英語力と慣れによると思うけど)英語の単語でも一度に5~10単語知覚できると感じる。そして、実感できるのは、ある程度自分が気になるワードを含む文章を無意識に選んでいるということ。あまり緻密な文章でなければこれでも概要はかなり分かります。

そして、記憶を定着させるために最初に作った質問の答えを基に情報を整理する(マインドマップ)。追加で浮かんできた質問を書きとめ、答えを探す。

これを数回繰り返すと、必要な情報が引き出しやすくなり、そして、自分で消化しているので、自分の論説を組み立てやすくなります。それでは著者の言うことが違った形になってしまうじゃないか、という反論もあると思うが、今の世の中、インプットした情報をそのままアウトプットするという能力は必要とされていないでしょう。そして、漏れが心配かと思うが、そもそもベタ読みしても何割の情報が頭に入っているんでしょうか。全文暗記する必要があれば話は別かもしれませんが、要は読む目的が達成されることが大事。そしてその目的を達成するために必要な情報を限りなく漏れなくするために何度か繰り返す。

そして、数回繰り返しても相当飛ばして読んでいるので、ベタ読みよりも速度も上がる。

フォトリーディングに関していうと、これらに加えて、集中力を高め、脳の潜在的機能を利用する方法があり、重要な部分を占めるわけですが、このあたりは独学ではなかなか効果的にできないので、近々講習を受けようかと思います。そして、その講習、先進諸国で開かれていますが、円高なので海外の方が安い!それでもけっこうします。必要な自己投資だと感じるので、そのあたりは割り切ります。

ちなみに、勝間和代さんもフォトリーディングを紹介しています


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