2013年5月12日日曜日

デコボコな世界


トーマス・フリードマン氏は、2005年に出版した図書「フラット化する世界」の中で、グローバリゼーションの中で、企業、個人、政府にとって、先進国・途上国というアドバンテージ・ディスアドバンテージは消え、多くのチャンスが広がる一方で、過当競争にさらされると書いた。自分は、その本を2005年の年末にインドのゴアのビーチで読んだが、インドで働いていてまさにそれが実感できた。そのころインドは9%を超えるGDP成長率を達成し、好景気に沸いていた。IT企業の中で働いていたわけだが、その企業をはじめ、複数のIT企業が多くの若いインド人のエンジニアをかかえ、欧米の企業を相手にアウトソーシングサービスを提供していた。R&D部門を本格的にインドに移す欧米の会社も増えていて、単なるコスト削減ではなく、インドの優秀な人材を取り込む意図が伺えた。